PICSスタッフBlog
2009.03.23 傷んだ髪の毛は元に戻るのか?
残念ながら答えはNOです。
髪の毛とは、毛穴から出た時点で死んだ細胞です。
なので、外から何をつけようと元に戻る事はありません。
ただ、綺麗にする事は可能です。
わかります?違いが。
健康毛にはなりませんが、一時的に綺麗に見せる事は可能なんです。
この『一時的』というのがミソですね。
一日しかもたないもの、一週間もつもの、一ヶ月もつもの。
いろいろあると思うんですが、美容室でトリートメントをやってどれくらいもちました?
せいぜい2週間がいいとこじゃないでしょうか?
今現在一般的な美容室でやっているトリートメントは、シリコンで膜を張っているだけのものがほとんどです。
わかりやすく言うと木にニスを塗っている感じですね。
当然艶は出ます、櫛どおりも良くなります、しっとりとまとまった感じもします。
しかしこれには落とし穴があります。
何かというと、この「シリコン」は、内部の水分は蒸発するが、外部からの水分をはじいてしまうというものなんです。
継続して使うと、見た目は艶があるように見えても中はスカスカ状態になるんです。
また、困った事にこのシリコンは市販のコンディショナー(リンス)やトリートメントにはほとんど入っています。
成分表示に「ジメチコン」「シクロメチコン」などと表記されています。
こういった関連の記事はインターネットで検索して調べればたくさん書いてありますのでここでは省略させていただきます。
特に最近良く売れている「ツバキ」「アジエンス」などは、美容業界でも問題になっています。
どういうことかというと、「カラーの染まりが悪い」「パーマがかからない」という人が増えているんです。
メーカーでは「シリコン除去剤」なんてものも売られるようになりました。
で、シリコンを除去するでしょ、ニスを剥がすんですよ。
髪の毛が素の状態になるでしょ。
もうボロボロですよ。
そこにパーマをかけたりカラーリングしたりするじゃないですか。
そんな状態になったらお客さんはどう思うでしょう。
『あそこの美容室でパーマをかけたら(カラーをしたら)髪が痛んだ』
て言うんですよ。
あ、うちは大丈夫ですよ。
そんな方でも来たとき以上にきれいにして帰してあげますから。
当たり前ですけどね。
でもこの当たり前が出来ない美容室(美容師)が非常に多いです。
若い美容師さんは自分がかっこよくなる(きれいになる)勉強ばっかり。
店長・オーナークラスになると、売り上げを上げる勉強。
違うでしょ?
我々は髪のプロですよ。
メーカーの言いなりになってないで自分でもっと勉強しましょうよ。
今は専門書を購入しなくても図書館に行かなくてもインターネットという便利なものがあります。
調べようと思えばいくらでも調べられます。
また、私だけじゃなくこれだけ数多くの人が『シリコンの害』を訴えているのにメーカーは何一つ反論してこない。
わかります?反論できないんですよ、本当のことだから。
次は「髪の毛の構造」と「正しいケアの仕方」について書いてみたいと思います。
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